お散歩は運動のため?

犬の散歩は「運動」だけじゃない!

皆さん、犬の散歩と聞いてどんなイメージを持っていますか?多くの方は「運動のため」と考えているかもしれませんが、実はそれだけではないんです。散歩は、犬にとってとても大切な「情報収集」の時間でもあります。

散歩が嫌いな犬にもチャンスを!

「うちの子は散歩が嫌いみたいだから、行かなくていいかな…」と感じたことがある飼い主さんもいるかもしれません。でも、たとえ短時間でも、散歩には意外な意味があります。
犬は、外に出ていろいろな匂いを嗅ぎまわることで、他の犬が通った跡や環境の変化を感じ取っています。匂いを通じて「この辺りにはどんな犬がいるのかな」「最近ここで何があったのかな」といった情報を得ているんです。私たち人間で言えば、ニュースを見たりSNSをチェックしたりして情報を集めるのに似ているかもしれません。

「匂い嗅ぎ」に夢中な犬は何をしている?

家から出た途端、すぐ近くの数か所をくんくん嗅いで、あっという間に「帰りたい!」とアピールする子もいますよね。こうした行動も、犬にとっては大切な情報収集のひとつ。
特定の場所でじっくり匂いを嗅ぎ続ける犬を見たら、止めずに少し見守ってみてください。そこにどんな情報があるのかを感じ取り、想像を膨らませているかもしれません。この「考える時間」が犬のストレス軽減や心の刺激につながることもあるんですよ。

短い時間でもOK!

もちろん、無理に長時間の散歩をする必要はありません。犬のペースに合わせて、まずは家の周りを軽く歩くだけでも十分です。「うちの子は何を感じているのかな?」と観察しながら散歩をしてみると、意外な発見があるかもしれませんよ。

散歩は犬にとって、ただの運動ではなく心の健康にもつながる大事な時間。次の散歩では、少しだけ犬目線の「世界」に目を向けてみてくださいね!

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